オンライン授業で、志望校に見事合格!
【オンライン授業で、志望校に見事合格!】
コロナ禍の2021年4月、ひとりの生徒さんが積塾の姉妹塾である発達支援教室エレファースから朗豊ゼミナールに移籍してこられました。この生徒さんは通塾できない距離ではなかったのですが、コロナ感染予防と通塾の時間節約と安全性などのメリットから、オンラインのみの授業を強く望まれていました。この頃はまだ積塾は開校していなかったため、朗豊ゼミナールにて完全なオンライン授業が期せずしてスタートしたのです。100%オンラインの授業は初めての試みでしたが、都内の某有名女子大の付属中学校に見事合格!という結果を出すことが出来ました。
この生徒さんは広汎性発達障害という診断を受けられ、はじめ発達支援教室エレファースに入会されました。当時は、小学校低学年。「人見知りが激しく、同級生を見かけるとすぐに隠れてしまうこともしばしばでした。間違いを指摘されると泣きだしたりいじけたりすることもあり、授業態勢が整っているとはいえない状況だったんです」とお母様が合格後に懐かしそうに話してくださいました。
受験年度である6年生の段階でも、全てが問題なく完璧に学習態勢が取れていたという訳ではありません。例えば、自信を持って解けた問題が間違っていたりすると、すっかり自信を失って投げ槍になってしまいそうになることもありました。「絶対間違えない」というかなり高いプライドがあるのです。そういった時、講師は敏感にその様子をPCの画面越しに感じ取り、上手く声がけをしたり別の問題で自信を付けさせたりすることで、やる気をそぐことのないように対応してきました。また逆に難しい問題が解けた時には、小学生らしい屈託のない笑顔をチラッと見せました。そんな時も、その瞬間を見逃さずにしっかりと褒める。そうすると相乗効果で更にどんどん出来るようになる、という良い連鎖に結び付けることができました。
【オンライン授業、講師による心理サポートで臨場感!】
発達障害を有する生徒さんの多くは、自分の気持ちや感情を上手く言葉に出せなかったり、上手く発散出来なかったりします。それを周りに分かってもらえなかった場合は、時に爆発してしまうこともあるでしょう。しかし、私たち講師は今まで培った経験と実績から、たとえオンラインの画面越しであっても、その様な生徒さんの様子を瞬時に見極めることが可能です。授業の開始時に、生徒さんの表情や声から、「きっと楽しいことがあったのだな」「あれっ、今日は何か嫌なことがあったのかな」「何か困ってるのかもしれない」などと感じ取ることができます。
ですからオンライン授業であっても、ご本人の特性やその日の状況に合わせて授業を進めることができるのです。「何に困っていて机に向かうことが出来ないのか」「なぜ問題を解き進めることが出来ないのか」「どうして覚えられないのか」「なぜそこに拘るのか」といった根底にある問題を分析し解決へと導きます。発達障害やグレーゾーンの方々は、周りからの適切なサポートによって能力が大きく引き出され、伸ばされ、安心できる環境において様々なことが一つずつ出来るようになります。
「僕は一人じゃないんだな」「私のことを分かってくれる先生がいる」「この先生となら勉強してもいいかな」。「僕にも分かるような言い方で言ってくれる」「普段なかなか褒めてもらえないけど、ここでは褒めてもらえるから勉強が楽しいな」、その様な心の声に響くようなサポートを私たち講師はさせて頂きたいのです。
一緒に学ぶ、笑顔のオンライン授業を是非一緒にご体験ください!